【プレス取材レポ】コシノジュンコ氏&総合プロデューサーの來住尚彦氏ご出席!大阪でアートを買おう!「OSAKA INTERNATIONAL ART 2025」大阪城ホールにて開催!

みなさん、こんにちは。
2025年5月31日(土)〜6月1日(日)まで大阪城ホールにて「OSAKA INTERNATIONAL ART 2025」が開催されます。それに先立ち、2025年5月30日(金) にプレスビューが開催されましたので、ご紹介いたします。
Contents
「OSAKA INTERNATIONAL ART 2025」とは?
大阪文化芸術事業実行委員会では、大阪・関西万博開催時を中心に、国内外からの多くの来阪者に大阪の文化芸術を楽しんでいただくことを目的として、令和5年度より地域の文化資源の魅力向上や多彩で豊かな大阪の文化芸術の魅力発信を強化する「大阪国際文化芸術プロジェクト」を実施しています。
その一環として、2025年5月31日(土曜日)・6月1日(日曜日)の2日間、「OSAKA INTERNATIONAL ART 2025」を開催します。本イベントは、各国大使館・領事館の推薦・協力によるギャラリー、アーティストの作品等、国内外のギャラリーが一堂に会し、現代アートだけではなく、古美術、近代美術、工芸、そしてデジタルコレクティブルを販売・展示する国際的アートフェアです。
コシノジュンコ氏&総合プロデューサー來住尚彦氏ご出席!
プレスビューでは、コシノジュンコ氏と総合プロデューサーである來住尚彦氏がご出席され、開催に向ける熱い想いを語ってくださりました。その一部をご紹介いたします。
來住尚彦氏「主催が大阪府・大阪市。万博に合わせて大阪が文化・アートの街にしなくてはならない、するべきだ。というところで、東京でもアートフェアは行われているが、大阪での開催でインターナショナルと付けたのは、約115のギャラリーの方々が世界中からご参集いただいております。その3割5分、4割弱が海外のご出展者というのがこのアートフェアの特別な形です。なぜそうなったか?と言いますと、55カ国の大使館・領事館がこのフェアをサポート。国際的なアートフェアを行うにあたり、いかに海外の日本に来て日本を愛してくださっている方とご一緒させていただけるかを考え、海外の多くの方にギャラリーにご参集いただいた。このフェアにおいては、素敵なアートピースが2500点以上。アートフェアは展示会ではない。いかに気に入ったお客様に買っていただけるかが目的。良いマスターピースが沢山ございます。皆様に珠玉の作品に出会って持って帰っていただきたい。それが僕がプロヂューサーとして切に願っております。」
來住尚彦氏「このポスターのキャッチコピーどうしようか考えて、「大阪でアートを買おう!」僕はこれ良い言葉だと思います。気に入っています。日本はこの作品良いよね。という方は多いですがじゃあ、だったら買ってよ。というのが僕の係。」
コシノジュンコ氏「インターナショナルな大阪をメインとし、アートな街ということは、やはりみなさんがアートに対してどれだけ関心があるか?という大きなきっかけになる。絵があるだけ、アートがあるだけということではなく、アートに関心がある人たちが沢山の人が集まって初めて大阪の値打ちができる。そういった環境にならなくてはならない。万博では私、シニアアドバイザーしておりますが、万博と同時にこのアートフェアが開催されることがタイミング良かったと思います。いよいよ大阪が色んなインターナショナルなアートの始まりかなと思います。私の作品を含め沢山の作品が集まっておりますが、世界から沢山の作品が集まる=アーティストが集まる。このアートフェア、上から見たら素晴らしい眺めです。この街がアートの理解を深める第一歩だと思う。どうぞ宜しくお願いします。」
文化服装学院在学中、装苑賞を最年少の19歳で受賞。1978年以降22年間、パリコレクション参加。CUBA・北京・NY など世界各地でショウを開催。ブロードウェイミュージカルやオペラの衣装、DRUMTAO の舞台衣装などを手がける。 2025年大阪・関西万博シニアアドバイザー。主な受賞歴に2006年イタリア連帯の星 カヴァリエーレ章、2009年 モンブラン国際文化賞、2011年 キューバ共和国友好勲、2015年ポーランド ウッチ ストシェミンスキ芸術大学より名誉博士号、2016年外務大臣表彰、2017年文化功労者、2021年レジオン・ドヌール勲章シュバリエ、2022年 旭日中綬章。
締めのお言葉
コシノジュンコ氏「アートを家に飾るのは生活の向上。カッコよくなるきっかけになれば、絵が飾れる環境って自慢になるし、誇れること。大阪でそういう人がいるということは、大阪自身リッチで理解ある街と思われるということ。ただ、お金があるから買うのではなくて、本当にこの作品は自分の家にあるか?を考える。それは作品に対する理解。」
來住尚彦氏「価値と価格、文化をお金にする、経済にするのが重要。作品が一つあるだけで家が変わる。」
会場の様子を一部ご紹介
上からギャラリーを観た瞬間、感動しました!
こんなに多くのギャラリーが大阪に集結しているのは、本当に凄いことだと思います。
16.阪神阪急百貨店(Agnes HUSZ)
ハンガリー出身の長野県在住の注目陶芸家。
ロクロを使わず、プレス機を利用した制作スタイルは、従来の陶芸からは、一線を画す。
91.JK GALLERY JUNKO KOSHINO
コシノ ジュンコ氏のギャラリーでは、ご本人による解説や作品作りに対する想いをお話しされました。「他の人と同じことをしていてはダメ。誰もしないことをするべき。」という旨を仰っていたのが心に響きました。
大阪生まれで大阪育ちの日本ファッション界の重鎮。
当初は画家を目指していた氏が、ファッションの世界に身を投じ、音楽、インテリアなどの違う分野の影響を受け、時代に翻弄されない、ブレない抽象画を展開する。
51.ICHION CONTEMPORARY
写真中央の白髪一雄の「色絵」(価格:200,000,000円)は、力強い作風で心打たれました。
尼崎出身で、2008年に83歳で亡くなった、戦後の日本を代表する前衛芸術を牽引した第一人者。
アクションペインティングの中のフットペインティングという足を使った描法は、アクションと絵画を結び付けた、唯一無二の描法。近年人気が高く、海外でも注目されている。
45.GALLERY YUUKI
マルク・シャガールの「赤い背景の雄鶏」(価格:200,000,000円)をはじめ、平山郁夫、藤田嗣治などの作品が販売されています。
現ベラルーシのヴィテヴィスクに生まれ、1985年97歳で亡くなった、シュールレアリズムを代表する作家。
「赤い背景の雄鶏」は、1981年に制作された、ガッシュとパステルで描かれた作品。ニワトリの体内にいるのは、最愛の妻ベラ。その妻に最初の贈り物である花束を空中から渡すのは、シャガール本人。
愛の画家であり、色彩の魔術師は、赤を基調にする事で、絵画の平面性と装飾性に成功した優品。
40.Galerie Christiane Vallē(ギャルリー・クリスチャンヌ・ヴァレ)
マルク・シャガールの画家と婚約者(価格:250,000,000円)は必見です。
53.Takato Kano Gallery + Iskra
クロサイ(価格:30,000,000円)など、多くのアンディ・ウォーホルの作品が販売されています。
プロウンカクテル編集部後記
コシノ ジュンコ氏をはじめ、シャガール、アンディ・ウォーホルなどの歴史的にも有名な作家の作品は勿論、美大生の方の作品、ポップカルチャー寄りの作品も多数あり、性別・国籍問わず、幅広い世代が楽しめる内容だと思います。
また、輪島塗りのお箸などお手頃価格の作品もありました。
ぜひ、みなさんもお気に入りの作品に出会い、買って、人生を豊かにしてみてはいかがでしょうか?
開催概要
開催時間
5月31日(土)10:00 ~ 20:00 / 6月1日(日)10:00 ~ 17:00
※5月30日は招待者のみのご入場となります。
入場料(税込)
※中学生以下入場無料(大人に同伴する場合に限る)
【1DAYチケット】前売:3,000円/当日:4,000円
・5月31日 入場時間 A(10:00~14:00)/入場時間 B(13:00~17:00)
・6月1日 入場時間 A(10:00~14:00)/入場時間 B(13:00~16:30)
【レイトチケット】前売:1,000円/当日:1,000円 ・5月31日 入場時間(17:00~19:30)
会場
大阪城ホール
〒540-0002 大阪市中央区大阪城3番1号
JR大阪城公園駅から徒歩5分 / Osaka Metro大阪ビジネスパーク駅から徒歩5分
※大阪城ホールには、駐車場はございません。ご来場の際は、公共交通機関をご利用下さい。
主催
大阪府・大阪市・大阪文化芸術事業実行委員会
※構成団体:大阪府、大阪市、大阪商工会議所、公益財団法人大阪観光局、一般財団法人関西観光本部
公式サイト

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