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2025.01.21

【取材レポ】大阪・関西万博 パソナグループ×イタリアパビリオン共同記者会見を開催 文化プログラム連携パートナーシップを発表

株式会社パソナグループは2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)「イタリアパビリオン」内において、万博会期中に開催されるコンサートイベントの一部運営を受託し、パビリオン内に設置されたコンサート会場で184日間に渡り開催されるイベントのスケジュール管理及び、最大60日間、自主企画コンサートを開催いたします。それに伴い、パソナグループ×イタリアパビリオンの共同記者会見が開催されました。

2025年 大阪・関西万博のイタリアパビリオンのマスコットキャラクター「イタリアちゃん」。大変可愛いですね。

Contents

大阪・関西万博 イタリアパビリオン及び関西地域よりイタリア文化・芸術を発信

イタリア政府と株式会社パソナグループ(本社:東京都千代田区、代表取締役グループ代表 南部靖之)は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)及び関西地域における、音楽や舞台芸術等の文化プログラムを通じた“イタリア文化・芸術の発信”に関するパートナーシップ契約を締結いたしました。

パソナグループは兵庫県淡路島にて、オペラやミュージカル、クラシック音楽等、文化・芸術の発信や文化創造を通じた地方創生に取り組んでいます。

イタリア政府はこの度、こうした活動を高く評価し、パソナグループと共に、大阪・関西万博及び、関西地域においてイタリア文化・芸術の発信に関するパートナーシップ契約を締結。

同契約を通じて、大阪・関西万博の会期中(全日程184日間)にイタリア館劇場にて開催される、音楽や舞台芸術のライブパフォーマンスイベント等の企画・運営を、パソナグループが中心となり実施いたします。

また、同イベントに出演するイタリア出身のアーティストらに対し、淡路島を中心とした関西地域における芸術活動を披露する機会を創出することで、日本の文化機関との連携強化を図ると共に、ユネスコ無形文化遺産でもあるオペラをはじめ、イタリアの伝統ある音楽・文化・芸術の認知拡大に貢献してまいります。

尚、今回のプログラムは、史上初のローマ教皇庁と万博のコラボレーションの一環でもあり、日本におけるローマ教皇庁の一連の文化活動の支援へと繋がります。

代表者コメント

【左】株式会社パソナグループ 代表取締役グループ代表 南部靖之さま    【右】大阪・関西万博イタリア館コミッショナー ジェネラルマリオ・ヴァッターニ大使さま

大阪・関西万博イタリア館コミッショナー ジェネラルマリオ・ヴァッターニ大使さま
パソナグループが持つ文化的なネットワークは、私達がアーティスト・音楽 教育機関・大学との取り組みを強化する助けになります。パソナグループの 価値観と使命は、イタリア館のメインテーマである“芸術は生命を再生する”と合致します。また、私たちが万博で目指すように、音楽と芸術を個人の成長の手段として捉えて、個々がもつ才能やスキルの発展に寄与しています。
そして、日本と日本国民を、イタリアの活気に満ちた学術界や芸術界と結びつける上で重要な役割を果たしてくれると期待しています。このコラボレーションはイタリアとパソナグループの共通のビジョンを体現しており、このパートナーシップは万博以降も続くと確信しています。

株式会社パソナグループ 代表取締役グループ代表 南部靖之さま
イタリア政府様とのパートナーシップ契約の締結を、心より嬉しく思います。パソナグループは1980年代より様々な文化創造事業を展開し、現在も「文化・芸術の島:淡路島」の実現を目指して様々な取り組みを行っています。また、パソナグループは大阪・関西万博にパビリオン「PASONA NATUREVERSE」を出展。からだ・こころ・社会的な健康を実現する「Well-being」な社会のあり方を発信します。「こころの健康」を育むためには、日々、心のゆとりを持つこと。音楽をはじめとする「文化・芸術」に触れていただきたい。この度のパートナーシップ契約を通じて、イタリアの素晴らしい音楽・文化・芸術を多くの方々に届けることで、心豊かな社会の実現に貢献してまいります。

ソプラノ歌手 藤井泰子さまが大阪・関西万博イタリアパビリオンアンバサダーにご就任

この度、イタリアでご活躍されている大人気のソプラノ歌手である藤井奏子さまが、大阪・関西万博イタリアパビリオンアンバサダーにご就任され、会場は拍手に包まれました。

【プロジェクト責任者 藤井泰子 プロフィール】
広島県出身ソプラノ歌手。日本オペラ振興会にてオペラを研鑽しボローニャル王立音楽アカデミーに留学したのち、ローマ歌劇場オペラコーチ“ジョセフ・ジャルディーナ”のもとで修行。
イタリアをはじめとする国際舞台で数々の主演を務め、現在では淡路島を拠点に活動する。イタリアで高い人気を誇るテレビ番組「Avanti un altro!」などに出演。
パソナグループ所属「アワジオペラカンパニー」監修。
大阪・関西万博イタリアパビリオンアンバサダー

その後、藤井奏子さまによるオペラコンサートが披露されました。声は「最古の生身の楽器」と藤井奏子さまが仰っていましたが、まさにその通りで、ピアノの伴奏と藤井奏子 様の歌声だけでしたのに美しさの中に力強さがあり大変感動し、涙が出そうになりました。(取材中だったのでグッと堪えましたが。)

マリオ・ヴァッターニ政府代表が「ノーエフェクト、ノーデジタル。エキスポは、デジタル・ハイテクが多いが、若者の未来を考えるには本物のモノづくり、職人文化も必要。」と仰っていた意味が改めてよく分かりました。藤井奏子さまの歌声はまさに「本物」です。

イタリアパビリオンの大阪・関西万博イタリア館劇場 ライブパフォーマンスで「本物の芸術」に触れ、より良い人生を歩みたい

「芸術は生命を再生する」
私自身、幼少期から芸術に触れて来て、学校も芸術系で仕事もデザイナーをしております。だからこそ、「本物」に触れることの大切さを日々感じておりますし、「芸術は生命を再生する」というテーマに大変心打たれました。実際に私自身、芸術のおかげで人生が豊かになりましたし、生きていく上で絶対に絶対になくてはならないものです。
イタリアパビリオンの大阪・関西万博イタリア館劇場 ライブパフォーマンスで「本物の芸術」に触れ、より良い人生を歩みたいと思いました。

大阪・関西万博イタリア館劇場 ライブパフォーマンス 概要

開催:
2025年4月13日(日)~10月13日(月・祝)
毎日17時30分より30分間

場所:
イタリア館劇場(イタリアパビリオン内に設置)
内容:イタリアの文化・芸術発信の一環として、オペラなど舞台芸術のライブパフォーマンスを実施

出演:
イタリア芸術・音楽・舞台高等教育機関 (AFAM:Alta Formazione Artistica, Musicale e Coreutica) をはじめ、イタリアの各州より若手アーティストを招致するほか、淡路島を中心に活動をする、パソナグループのアーティスト「アワジオペラカンパニー」や「音楽島」などが出演

運営:
株式会社パソナグループ

イタリアパビリオンについて

イタリアパビリオン外観イメージ

イタリアパビリオンは、個人と個人の価値を社会の中心に据え、イタリアの人文主義的使命を世界舞台に発信します。
2025年大阪・関西万博「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、2025年4月13日から10月13日まで大阪で開催されます。 Studio MCA – Mario Cucinella Architects が設計したイタリアパビリオンは、これを「芸術は生命を再生する」と解釈しています。

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