【内覧会レポート】2024年10月5日(土)~12月15日(日)まで神戸市立小磯記念美術館にて特別展「東郷青児 美の変奏曲」、同時開催「小磯良平作品選Ⅱ」開催

みなさん、こんにちは。
2024年10月5日(土)~12月15日(日)まで神戸市立小磯記念美術館にて特別展「東郷青児 美の変奏曲」、同時開催「小磯良平作品選Ⅱ」が開催されます。
それに先駆け、内覧会に参加させていただきましたので、内覧会レポートをお届けします。
神戸市立小磯記念美術館外観
開会式の様子
Contents
特別展「東郷青児 美の変奏曲」
東郷青児《パラソルさせる女》1916年 油彩・キャンヴァス 66.1×81.2cm SOMPO美術館(一般財団法人陽山美術館より寄託)©Sompo Museum of Art, 23020
東京都新宿区にあるSOMPO美術館が収蔵する東郷青児作品から、油彩・素描・彫刻等、約70点と資料を展示(展示室1・2)。東郷は、戦前より前衛的な作風で知られ、戦後いちはやく二科会を再建し、長く同会を牽引しました。
東郷青児《望郷》1959年 油彩・キャンヴァス 116.1×90.7cm SOMPO美術館 ©Sompo Museum of Art, 23020
東郷青児《黒い手袋》1933年 油彩・キャンヴァス 119.2×68.2cm SOMPO美術館(損保ジャパンより寄託)©Sompo Museum of Art, 23020
もの憂げな女性像に、ひとめで東郷青児のものと分かる独自の定型を作りだしました。本展では、初期から晩年までの画業を一望できます。
実は、東郷青児は絵画だけでなく、グラフィックデザイナーとしても活躍されていました。
そのため、アートに興味ある方だけでなく、デザインに興味ある方にもオススメの展覧会です!
同時開催「小磯良平作品選Ⅱ」と移築・復元された小磯良平のアトリエも見どころ満載!
小磯良平《静物》1964年 油彩・紙(板に貼り付け) 117.0×115.5cm 神戸市立小磯記念美術館
同時開催の「小磯良平作品選Ⅱ」(展示室3)では、神戸市立小磯記念美術館が所蔵する小磯良平作品約35点が選りすぐって展示されています。
こちらも併せて鑑賞することで、より一層、相互理解が深まります。
また、移築・復元された小磯良平のアトリエも併設されていて、エネルギーを感じました。私も学生時代、油画を描いていたのでこんなに素敵なアトリエ憧れます・・・!
ぜひ、ゆっくりとご覧いただきたいです。
鑑賞の記念に!ミュージアムショップもお見逃しなく!
ミュージアムショップで販売されている各種グッズが大変オシャレでした。
展示されていたデザインのクッキー缶もあり、良い思い出になりそうですね。
私は、一目惚れしたクリップを購入。
こちら嵩張らないですし、660円(税込)と大変リーズナブルなのもお気に入りポイントです。家に帰ってから使ってみましたが、いつものノートがパッと華やかになりました。
12月15日(日)まで小磯記念美術館にて開催!
東郷青児が描く世界は、「どこか懐かしいのに新しい」。そんな気持ちになりました。
「小磯良平作品選Ⅱ」が同時開催されているのも大変贅沢です。
また、初めて小磯記念美術館に伺ったのですが、館内には椅子が多く設置されていたり、入口すぐにベビーカー置き場があったりと来館者にやさしい素敵な美術館です。
2024年12月15日(日)までの開催ですので、気になる方は、お早めにチェックしてみてくださいませ。
展覧会概要
展覧会名:小磯記念美術館 特別展「東郷青児 美の変奏曲」、「小磯良平作品選Ⅱ」
会 期 :2024年10月5日(土曜日)~12月15日(日曜日)
会 場 :神戸市立小磯記念美術館 [〒658-0032神戸市東灘区向洋町中5丁目7]
※六甲ライナー「アイランド北口駅」下車すぐ
開館時間:10時00分から17時00分(入館の受付は16時30分まで)
休館日 :毎週月曜日、10月15日(火)、11月5日(火)〔ただし10月14日(月)、11月4日(月)は開館〕
入館料 :一般1000(800)円、大学生500(250)円 ※( )内は20名以上の団体料金
高校生以下・無料 学生証、生徒手帳などを持参。
神戸市在住の65歳以上の方・500円 ※住所と年齢が証明できるものを持参。
障がい者手帳またはスマートフォンアプリ「ミライロID」等ご提示の方・無料
主 催 :神戸市立小磯記念美術館、読売新聞社
協 賛 :一般財団法人みなと銀行文化振興財団
後 援 :神戸新交通株式会社
協 力 :SOMPO美術館
公式ウェブサイト:https://www.city.kobe.lg.jp/koisomuseum/
おでかけKOBE: https://event.city.kobe.lg.jp/event/ytVcSto58Dx886jSsS2H
*イベント等は展覧会チラシや神戸市立小磯記念美術館HPをご覧ください。

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