【内覧会レポート】「北斗の拳40周年大原画展 ～愛をとりもどせ!!～」兵庫県立美術館ギャラリー棟３F ギャラリーにて開催！

みなさん、こんにちは。
2024年7月6日（土）～9月1日（日）まで兵庫県立美術館ギャラリー棟３F ギャラリーにて「北斗の拳40周年大原画展 ～愛をとりもどせ!!～」が開催されます。
それに先駆け、メディア向け内覧会とメディアセッションに参加しました。

©武論尊・原哲夫／コアミックス 1983

メディアセッションでは、原哲夫 先生とスペシャルゲスト ケンドーコバヤシさんが登壇！

©武論尊・原哲夫／コアミックス 1983

メディアセッションでは、原哲夫 先生とスペシャルゲストとして連載第一話からの愛読者であるケンドーコバヤシさんが登壇され、トークが繰り広げられました。
冒頭で、「40周年だが、原画を見ると意外と色褪せていなくて綺麗に残っている。ペリカンのスカーレットやコバルトブルーのインクを使用して描いていたが、色にこだわっていたのを思い出しました。」と原哲夫 先生。
一方、ケンドーコバヤシさんは、「原画からデザイン・色・筆圧といったオーラを感じ、観ると二日酔いのようになり興奮する。今日は敵に合わないようにしないといけない。帰りは誰とも目を合わさぬように！」と言うと会場は爆笑の渦に。
また、いくつかの質問に対して下記のように回答されていました。

一番好きな展示は？

原哲夫 先生「どの展示もオススメしかない！当時、命懸けで描いていた。全てが見どころ。」
ケンドーコバヤシさん「ジャギが好き。展示されている像もカッコイイ！」

一番好き、または憧れのキャラクターは？

原哲夫 先生「ケンシロウ。高校の時から描いていたキャラクターで、自分の好きなブルースリーや松田優作さんをモチーフにしている。絶対にいつか自分の漫画で活躍させようと思っていた。」
ケンドーコバヤシさん「雲のジュウザ。女性7~8人とお風呂に入っているシーンが羨ましくて、今でも自分が独身を貫いているのは、原哲夫 先生のせい。」とユーモアたっぷりに回答。

では、好きな女性キャラは？

原哲夫 先生「純真無垢なリン。彼女には幸せになって欲しいから。」
ケンドーコバヤシさん「マミヤ！レイに服を破かれ胸を隠す名場面で、マミヤは当時からコンプラを意識していてた！」

最後にファンへのメッセージ

原哲夫 先生「40年前の作品を観て、その時代にタイムスリップしたような気持ちになって楽しんで欲しい。」
ケンドーコバヤシさん「連載第一話から読んで40年経っているのに何で今だに興奮しているのだろう？とにかく原哲夫 先生の絵から圧、迫力を感じるので前日は禁酒で来た方が良い。二日酔いの感じになるから。」と締めくくり、最後まで会場を沸かせました。

愛をテーマに6つの章で展開

©武論尊・原哲夫／コアミックス 1983

ラオウ編までの136話約3,000ページ、さらには連載当時描かれた珠玉の彩色画の中から、400枚の原画を厳選し、「愛」をテーマに、以下6つの章で構成されています。

1. -１章- 無愛 暴力が支配する世界
   おまえはもう死んでいる！！
2. -２章- 親愛 強敵たちとの闘い
   てめえらの血はなに色だーっ！！
3. -３章- 愛蔵 北斗の拳40年の広がり
   今日より明日なんじゃ…
4. -４章- 親愛 ユリアを巡る争い
   哀しみをしらぬ男に勝利はないのだ！！
5. -５章- 彩愛 極彩色原画・作り手の想い
   愛するがゆえに見守る愛もある…
6. -６章- 敬愛 無想転生 宿命の帰路
   わが生涯に一片の悔いなし！！

©武論尊・原哲夫／コアミックス 1983

©武論尊・原哲夫／コアミックス 1983

そして、音声ガイドは、レジェンド声優・千葉繁さん！「北斗の拳40周年大原画展」でしか聞けないハイテンションの解説は、より一層「北斗の拳40周年大原画展 ～愛をとりもどせ!!～」の世界観を盛り上げてくれます。

©武論尊・原哲夫／コアミックス 1983

フォトスポットも数ヶ所あり、大変楽しい展示となっていますよ。

2024年7月6日（土）～9月1日（日）まで！お早めにチェックを！

ケンドーコバヤシさんも仰っていましたが、本当にどの作品も「迫力・圧」が凄く、原画から魂を感じます。特に6章は私自身、北斗の拳の世界観に惹き込まれ、うっすらと涙が。感動的なストーリーを彩る圧倒的画力に脱帽です！
会期は、2024年7月6日（土）～9月1日（日）まで。往年のファンの方は勿論のこと、本展で作品に触れるのが初めてという方も大変見応えのある展示となっていますので、ぜひ、その目でお確かめください！

開催概要

展覧会名：北斗の拳40周年記念大原画展～愛をとりもどせ!!～
会 期：2024年7月6日（土）～9月1日（日）
休 館 日 ：月曜日(祝日の場合は翌日)
入場時間：10:00～17:00（16時30分最終入場）
会 場：兵庫県立美術館ギャラリー棟３F ギャラリー
〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1(HAT神戸内)
主 催：関西テレビ放送／東映
共 催：兵庫県立美術館
お問合せ ：050-5542-8600（全日9:00～20:00）
展覧会公式HP： hokutonoten.com/
大阪会場公式HP：https://www.ktv.jp/event/hokutonoten/
展覧会公式X（旧Twitter）：@40thHokutoNoTen