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2023.10.26

京都市と共創し、脱炭素社会に向けた活動をスタート Earth hacksが提供する二酸化炭素排出削減率を示したマーク「デカボスコア」市内業者の全3事業者で導入決定

 Earth hacks株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:関根澄人)は、京都市と連携し、市内事業者が提供する環境に配慮した商品やサービスにCO2e*1を従来の製品と比較し、削減率(%)を表示する「デカボスコア」*2を導入する運びとなったことをお知らせします。
本取り組みは、京都市公式ホームページ「2050MAGAZINE」、当社のホームページなどで発信していきます。

Earth hacks株式会社ホームページ:https://earth-hacks.jp/
京都市公式ホームページ2050MAGAZINE:https://doyoukyoto2050.city.kyoto.lg.jp/

Contents

■「デカボスコア」導入背景

 京都市では、「京都発脱炭素ライフスタイル推進チーム~2050京創ミーティング~」*3の下、一人ひとりの生活の中での選択を脱炭素につなげるプロジェクトを創出しています。「環境負荷の見える化プロジェクト」では、環境に配慮した商品やサービスの二酸化炭素排出量の削減効果を算出、表示することで、市民が脱炭素に資する商品の選択や行動を促進することを目的としています。この度は本活動の一環としてデカボスコアの導入が決定しました。

 当社では、脱炭素社会の実現に向け、今後も多くの企業や自治体と共創し、生活者一人ひとりが主体となってアクションができるように、さまざまな活動を強化していきます。

*1 CO2e とは、CO2 相当量に換算した値のこと
*2デカボスコア:脱炭素化の意味のDecarbonizationを使った名称
*3将来の京都を担う若者を中心とする市民、事業者及び学識者と共に、一人ひとりの市民の皆様が自分らしい脱炭素型のライフスタイルに転換していただくための仕組みを作るチームとして、令和3年9月に発足。2050京創ミーティングでは、2050年の京都にふさわしい脱炭素型のライフスタイルを共有するとともに、我慢や心意気ではなく、日々の生活の中での選択が脱炭素につながるようなプロジェクトを、市民の皆様からも提案・参画いただきながら生み出していきます。

■デカボスコア算出商品について

(1)unbleached羽ぶとん レギュラー/株式会社イワタ

環境配慮の工夫点
・無漂白、無染色の生地及び羽毛を使用
・再生エネルギー由来電力の使用
・定期的なメンテナンスによる製品の長寿命化

(2)西陣織ファブリックパネル/sampai(サンパイ)

環境配慮の工夫点
・廃棄予定である西陣織の柄見本生地をアップサイクル活用
・廃棄予定である家具の端材のアップサイクル活用

(3)和ろうそく/有限会社中村ローソク

環境配慮の工夫点
・植物由来の原料のみを活用した製造方法
・使いきれなかった自社製品の回収及び再利用

■京都市 環境政策局地球温暖化対策室 エネルギー政策部長 佐々木亮太よりコメント

 京都市では「2050京創ミーティング」の下、脱炭素が我慢ではなく、楽しさや面白さ、生活の豊かさにつながるよう、持続可能なライフスタイルへの転換を進めています。このたび、生活の中での選択肢がどのように脱炭素につながるのか分かりやすくお示しするため、Earth hacks株式会社と連携し、環境負荷を定量的に発信できる「デカボスコア」を算出することになりました。市内事業者の皆様が培ってこられた伝統産業や最先端の技術を活用した商品等を「デカボスコア」という新しい切り口で発信することで、環境に配慮した商品・サービス等が広がることを期待しています。

■Earth hacks株式会社 代表取締役社長 関根澄人よりコメント

 Earth hacksは生活者一人ひとりの主体的なアクションによって、脱炭素社会を推進していくための生活者共創型プラットフォームとして、「デカボスコア」の提供を含め様々なサービスを展開しております。今回の京都市との取り組みでは京都ならではの伝統産業の事業者様だけではなく、各領域で新たなチャレンジをしている事業者様の環境への取り組みの貢献度の見える化を目的とし、デカボスコアを提供いたします。デカボスコアを通し、「京都発脱炭素ライフスタイル推進チーム~2050京創ミーティング~」の活動に貢献してまいります。

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