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2022.08.27

【簡単】写真撮影が苦手でも映えるグルメ写真を撮影する3つのコツ!

みなさん、こんにちは。

みなさんは、プロに依頼するほどでも無いけれど写真が上手く撮れたら良いのにな〜という瞬間ありませんか?私は多々あります。

私はもともと写真撮影が大の苦手でした。学生時代、撮影実習の成績も悪かったです。また、フリーランスになってからは案件によっては予算が出ない時もある為、簡単な写真は自分で泣く泣く撮影してきました。最初はかなり苦手意識もあり正直酷かったのですが、1年以上真剣に向き合ってきて最近やっと「物撮り」のコツが掴めてきましたし、楽しくなってました!

このコツを広めれば、もしかすると私のように苦手意識がある方でもさらに良い写真が撮影できるのでは?という完全お節介でこの記事を作成しています。今回は「物撮り」の中でも特にグルメ写真のコツについてご紹介していきたいと思います。

Contents

そもそも「物撮り」とは?「物撮り」が上手く撮れるとどんなメリットがあるのか?

「物撮り」とは食品や美容品、家電、雑貨などの商品撮影のこと。物撮りが得意になれば色々と便利です。例えば・・・

・商業目的で使える(ハンドメイドアプリ、メルカリ、チラシなどに使用する商品画像など)
・誰かに撮影依頼する際、円滑にやり取りできる(的確な指示を出せる)
・ブログやSNS、オウンドメディアに「いいね」がつきやすい

ちなみに人間は文字だけで構成されたコンテンツは72時間後に10%しか覚えていないのに対し、文字+画像になると65%記憶に残っているそう。これを「画像優位性効果」と言い、あのジョブズ氏も利用していた手法です。魅力的な写真を用意出来れば、商材のPRや社内プレゼン資料などに活かせますね!

【コツその1】光を意識する!可能なら自然光を取り入れて撮影する

自然光を取り入れた方が綺麗な写真に仕上がります!
カフェでテイクアウトした飲み物を公園で撮影する、窓際で撮影する、これだけでも写真がグッと良くなります。

上2枚の写真は窓際で撮影しています。自然光を取り入れると後からレタッチ作業(Photoshopなどで行う加筆・修正のこと)も少なくてすみます。
※本来はレタッチしなくても良いお直し不要の最高レベルで撮影できることが好ましいとされています・・・!写真の世界も厳しい!

【コツその2】主役にピントを合わす!

コツその2は主役にピントを合わすということ。当たり前かもしれませんが、これがなかな難しい・・・!(私だけ?笑)
過去、自分が撮影したイケていない写真を見返すと主役がボケてしまっているせいで構図が良くてもな〜んかイマイチな仕上がりに。

先に失敗例をご紹介します。本当はさくらんぼにピントを合わせたかったのですが失敗しています。これ、ピントが合っていたらもう少し良い写真になっていたと思いませんか?


焦らずに主役にピントを合わせてみましょう。スマホなら主役の部分をタップしたらピントを合わせられますよ。次は成功例をご覧ください。

先ほどの失敗例と比べていかがでしょうか?ブランド苺を使用しているのが売りというケーキ=苺が主役のケーキ。苺にピントを合わせることでメリハリをつけています。

【コツその3】余白(背景)を意識する!

余白(背景)をスッキリさせて主役が何か一発で何かわかるように!
要素が増えれば増える程、難易度が上がってしまう為、まずはモチーフ(商品)は少なめで練習するのがオススメです。慣れてきたら要素を増やしてみましょう。増やす際も塊(ブロック)を意識すると構図が決まりやすいです。

例えば上の写真は2要素だけに絞って撮影しています。

・手持ちのスイーツ
・木目の床

慣れるまでは徹底的に要素を減らすと良い感じの写真を撮りやすいです。

簡単に映えるオススメの背景

背景には木目やレンガ、芝生、打ちっぱなしのコンクリートの壁等がオススメ!
背景をぼかさなくても簡単に映えます!お家で撮影する際も木目シート(DIYシート)、和風の商品は畳を利用すれば安上がりです。

畳や和紙は簡単に和風感を演出できる。

木目は定番なので100均やホームセンターで購入しておくと便利。

芝生を利用すれば野外感を出せる。グルメフェスの撮影やピクニックにオススメ!

【番外編その1】グルメ写真はシズル感を意識!五感を刺激する写真を目指そう!

物撮りの中でもグルメ写真はシズル感を意識するとより面白い写真に仕上がります。
シズル感とは簡単にいうと「お肉のジューシーさ」や「果物のみずみずしさ」など、美味しそう!思わずヨダレが出そう!という人の五感を刺激する表現のことです。

パンを割ることでフカっと感。

白玉の抹茶クリームのとろ〜り感。

寄りで撮る(被写体に近づいて撮る)と質感がよく分かりますね。

ビールは泡に高さがあれば美味しそうに見えるし、冷えている感を出すグラスの水滴もポイント。

個人的に卵黄は簡単にシズル感を出せる万能アイテムです。

【番外編その2】流行りの型を取り入れてみる!

手持ち+背景をぼかす手法で簡単に今風に!

Instagramなどで流行っている構図や手法を積極的に取り入れてみるのも面白いですよ。ここ数年だとグルメ写真は手持ち+背景をぼかす手法が流行しています。背景にお店のロゴやどこで撮影したのか分かるアイコンを入れるとよりドラマチックな演出に。

上3枚は一眼レフで撮影していますが、スマホだとさらに簡単に撮影できます!

じゃ〜ん!(表現古っ!)下の写真がスマホ(iPhone)で撮影したものです。いかがでしょうか?スマホは一眼レフに比べると軽いので片手でも手軽に撮影できるのが強み!

背景をスマホでぼかす際は、ポートレートモードにすると良い感じに撮れます。スマホで撮影したら、後からレタッチしやすいというメリットも!最近のスマホのカメラはすごいっ・・・!

真上・真正面から見た構図

真上・真正面から撮影した写真もよく見かけます。これ、何回か試したのですが意外に難しいです。何故なら、撮影する姿勢とカメラの角度が重要になってくるから・・・!真上から見た写真を撮る際、綺麗に収めようと思ったら結構上から撮影しないと厳しかったですし、カメラを被写体に対して並行に向けないといけません。出先だと撮影しにくいかも?でも、一度はお試しいただきたいそんな構図です!

オススメの勉強法

【その1】ポスター、チラシ、Instagramなどでベンチマークを見つけて研究する

写真は至る所にプロのお手本があります。街を歩いているとお店のポスターやチラシ等見ない日は無いかと思います。実はポスターやチラシには真似できる技術が沢山詰まっています。
また、お気に入りのインスタグラマーさん等をベンチマークにして研究するのも上達の近道です。

【その2】Instagramを始めてみる

写真専用のSNSアカウントを作り、写真撮影→投稿を日課にすると上達が早いです。個人的にはやはり写真に特化したInstagramがオススメです。気兼ねなく投稿できますし、写真が上手な方が沢山いるので良い刺激をもらえます。上手く行けば企業の商品PR案件にも繋がりますよ。

これからも写真と上手く向き合っていきたい・・・

若かりし頃、恐れ多くもプロカメラマンの方に「どうやったら簡単に良い写真が撮れますか?」と質問したことがあります。「1万枚以上撮ってから、やっとスタート地点」とのこと。他の写真が上手な方も同じことをおっしゃっていたので、プロレベルまで到達するのは生半可なものではないのでしょう。まぁ、写真に限らず、どんな業界職種でも言えますが・・・。なので、写真に関しては私もまだまだスタート地点にやっと立てたところです。

しかし、スマホの普及で「写真を撮る」「撮った写真を発信する」という行為は、より身近な存在になりました。これは、いちクリエイターの端くれとしては見逃せない存在です。今回ご紹介した3つのコツは全て当たり前のことかもしれませんが、意識するだけで私はかなり良くなりました。ビジネス利用にしろ、趣味にしろ、写真と上手く向き合っていきたいですね。少しでも私の失敗や経験が皆様のお役に立つと幸いです。

また、面白い表現など出来ましたら随時ご紹介していければと思います。最後までお読みいただき誠にありがとうございました!

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